従来のPET装置では、判定が不得意な臓器があり、CTやMRI等の追加検査も必要となっていました。
当院に導入されているPET-CTはPETとCT(X線断層撮影装置)による2つの画像を同時に撮影できる最新鋭装置です。
がんの大きさ、正確な位置、転移などの診断精度が高く、早期がんの発見、がん治療計画にも威力を発揮します。
1.一度の撮影で、見つけにくい小さながんも発見できます。
2.検査時間が短くて済みます。
3.苦痛・痛みがほとんどありません。
4.良性・悪性のがん診断に優れています。
がん細胞は正常な細胞よりも分裂が盛んに行なわれるため、正常細胞の3~8倍のブドウ糖を必要とします。
そのがん特有の性質を利用し、画像にする方法です。
FDGという薬剤を作り、受診者に注射し、全身に行き渡らせると体内に入ったFDGが、がん細胞に多く取り込まれます。
PETカメラでFDGから放出されるガンマ線を撮影する仕組みです。
1.てんかん
2.悪性腫瘍(早期胃がんを除き、悪性リンパ腫を含む。)
LSO 高感度システム
・蛍光減衰時間:BGOの約1/8倍
・短時間でより多くのガンマ線をカウント
・相対発行量:BGOの約5倍Pico3Dは4.1ナノ秒へ
・短時間コインシデンスウィンドウによる
ランダムノイズ除去
・短蛍光減衰時間は、数え落としも減少LSO HiREZ検出器
・小型LSO:4mm×4mm×2mm厚
・13×13 配列
・4.2mm(断面内空間分解能@1cm)
拡張性
全身撮影に対応
・ロングストロークが可能な寝台設計
・1ストロークで全身撮影範囲をカバー
※当院では、下記の診療科・センターでPET-CTを扱う診療・検査を行なっております。
各診療科ページでは、実際に診療を行なっている専門医の紹介をしております。