循環器内科
担当医の紹介

心臓センター長 循環器内科主任部長 天野 知徳
平成10年卒
資格・専門医
日本循環器学会専門医
日本心血管インターベンション治療学会認定医
日本内科学会認定医
厚生労働省外国人臨床修練医師指導医(循環器内科)
埋め込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修取得
所属学会
日本循環器学会
日本心血管インターベンション治療学会
日本心不全学会
日本内科学会
日本遠隔医療学会

部長 巣山環
平成10年卒
資格・専門医
日本循環器学会専門医
総合内科専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
埋め込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修取得
所属学会
日本循環器学会
日本心血管インターベンション治療学会
日本内科学会

部長 木田 順富
平成10年卒
資格・専門医
日本内科学会認定医
日本循環器学会専門医
日本不整脈心電学会不整脈専門医
所属学会
日本内科学会
日本循環器学会
日本不整脈心電学会

医長 宮内 友香
平成19年卒
資格・専門医
日本内科学会認定医
日本循環器学会専門医
日本超音波医学会専門医
心臓リハビリテーション指導士
所属学会
日本循環器学会
日本超音波医学会
日本心臓リハビリテーション学会
日本内科学会
施設認定
- ・日本内科学会認定教育関連施設
- ・日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
- ・CVIT専門医研修関連施設(2017年1月~認定予定)
- ・ロータブレーター認定施設
- ・心臓リハビリテーション認定施設(基準Ⅰ)
- ・外国人修練医臨床修練指定病院(循環器内科)
診療内容・特色
当院心臓血管外科、血管外科とも協力し、心臓血管疾患全般の診療を24時間365日体制で提供しています。
2017年2月から外来部門を5階に移転しました。入院部門、外来部門、心臓カテーテル検査治療部門がすべて5階に集約されセンターとしての機能がより充実しました。
256列心臓CTを導入しており患者様への負担の少ない虚血性心疾患の診断が提供可能となっています。
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)に対するカテーテル手術においては、ロータブレーター治療の施設基準を取得し、石灰化のため通常のバルーン拡張やステント留置では治療困難な患者様に対してもカテーテルで治療できる施設となっております。
不整脈に対するペースメーカー治療や心原性失神疑いに対する埋め込み型心電計留置術も積極的に行っています。
心臓リハビリテーション(入院/外来)に積極的に取り組んでおります(心臓リハビリテーション施設基準Ⅰ取得)。心臓リハビリテーションとは、慢性心不全や、狭心症、心筋梗塞、弁膜症などの心臓手術後の患者様に対する運動指導や栄養、服薬指導などの生活習慣指導を通じて患者様を中心に多職種で介入する取り組みです。入院中の治療や手術のみではなく、心臓リハビリテーションを入院中から外来でも積極的に継続し、心疾患の再発を予防し患者様の自己管理をサポートしています。
CPX(心肺負荷試験)を導入しております。CPXにより心臓疾患の正確な評価が可能となり、より適切な診断や運動指導が可能となります。
心臓血管疾患と密接な関連がある睡眠時無呼吸の診断および治療を行っております。専門外来にて診断、治療、フォローアップを行っています。外来での簡易検査から入院精密検査まで対応しております。
対象疾患
- 虚血性心疾患(狭心症 心筋梗塞)
- 大動脈疾患四肢末梢動脈・静脈疾患
- 心不全
- 不整脈
- 生活習慣病(高血圧 脂質異常症など)
診療実績
診療実績表1 手術関連
平成26年 7月1日開院~ |
平成27年 | 平成28年 | |
---|---|---|---|
CAG (心臓カテーテル検査) |
90 | 257 | 315 |
PCI (心臓カテーテル手術) |
49 | 151 | 199 |
心臓CT | 121 | 355 | 361 |
ペースメーカー埋め込み | 8 | 13 | 22 |
緊急CAG | 30 | 74 | 97 |
緊急PCI | 12 | 31 | 40 |
急性心筋梗塞 | 11 | 25 | 31 |
診療実績表2 睡眠時無呼吸症候群検査・治療
平成26年7月1日開院~平成28年12月31日 | |
---|---|
簡易PSG | 132 |
精密PSG | 35 |
CPAP導入数 | 45 |
診療実績表3 心臓リハビリテーション・心臓運動負荷試験
平成26年9月 施設基準取得 |
平成27年 | 平成28年 | |
---|---|---|---|
入院 | 1267 | 5861 | 7810 |
外来 | 164 | 768 | 681 |
平成27年10月施設基準取得~平成28年12月31日 | |
---|---|
CPX (心臓運動負荷試験) |
112 |
不整脈外来
2022年4月から循環器内科に不整脈外来を開設しました。
不整脈の主要な症状には、動悸、胸部不快感があり、その他にも、めまい、ふらつき、意識消失感、失神、息切れ、血圧計でエラーが出て測定できないなどもあります。不整脈には脈が遅くなる徐脈性不整脈と脈が速くなる頻脈性不整脈があり、不整脈の種類により治療の方法が異なります。
徐脈性不整脈は、脈が遅くなったり、突然心停止をするため、主にめまい、ふらつき、意識消失の症状が出ます。脈が遅くなる原因は、心臓の脈の速さを調整するペースメーカー細胞の障害(洞不全症候群と呼びます)や心臓の中に存在する脈を伝える神経の障害(房室ブロックと呼びます)です。原因の精査を行い、必要があれば、ペースメーカーの植え込み治療を行います。
頻脈性不整脈は、正常なペースメーカー細胞以外のところから異常な脈が出ることにより、脈がばらばらになり、脈が速くなります。動悸、胸部不快感の原因になり、脈が速い状態を放置して心不全を発症した場合は、息切れ、むくみが出てきます。頻脈性不整脈には、脳梗塞を起こしやすい心房細動という不整脈もあり注意が必要です。治療は、脈を整える薬、脈を遅くする薬、血液をサラサラにして脳梗塞を予防する薬の投与、不整脈を根治するカテーテル治療があります。
カテーテル治療(カテーテルアブレーション);頻脈性不整脈に対する治療方法です。
カテーテルの先端には、熱を発生させる装置がついています。心臓の中にある異常な脈を出す細胞にカテーテルを持っていき焼灼します。当院では、最新の3次元マッピングシステム(カルトマップシステム)を用いて、治療を行っています。2-4泊の入院が必要です。

心房細動治療の場合は、カテーテル治療前に心臓造影CT検査を実施し、心臓の立体構築を行います。カテーテル治療時に使用することにより、心臓の形の把握、カテーテルの位置の確認、焼灼を実施した部位に目印をつけることにより、治療の成功率が上がります。
症状にお困りの場合や、健康診断で異常を指摘されたなど、お気軽に受診して下さい。
外来診察担当医表
診療科 |
12/4 (月) |
12/5 (火) |
12/6 (水) |
12/7 (木) |
12/8 (金) |
12/9 (土) |
備考 | |
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午前 | 循環器内科1 | 宮内 友香 | 天野 知徳 | 天野 知徳 | 天野 知徳 | 宮内 友香 | 循環器内科2 | 小川 翔 | 森下 優 | 巣山 環 | 巣山 環 | ※1 | 循環器内科 | 木田 順富(不整脈外来) | 木田 順富(不整脈外来) |
備考欄
※1 休診:15(金)