超高速・低線量によるCT検査
CTとは
CTとは、「Computed Tomography 」の略で、日本語では、「コンピュータ断層撮影法 」と呼ばれています。
X線を身体の周りに照射し、その情報をコンピュータで処理、身体の内部を画像化する検査です。 臓器や骨を短い時間で画像化でき、患者様の体の中を詳しく調べることができます。痛みも殆どない為、多くの医療現場で活用されています。
当院に導入中の装置を初め最新のCTでは、検査時間の短縮、低被ばくにより患者様の負担軽減、又、画像技術の向上により、3次元グラフィックスの表示でより詳しく調べることが可能です。
CTの適応部位・疾患
- 頭部 (脳出血・クモ膜下出血・外傷)
- 脊椎 (外傷・骨折)
- 頚部 (腫瘍・炎症)
- 肺 (肺がん・肺炎)
- 血管 (血管病変)
- 腹部 (肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・腸管・副腎のがん)
- 骨盤 (子宮・卵巣、膀胱がん)
- 関節 (軟部組織)
当院で導入中のCTについて
次世代型2管球搭載CT装置のご紹介
テクノロジーをさらに飛躍させた高速二重螺旋スキャン。今までにない高速撮影と低被ばくを実現します。
全身を三次元で可視化する先進の画像診断が可能
当院では、3D画像による高度な画像診断を実施いたします。
ziostation2は、CTやMRI等で撮影されたデータを画像処理し、二次元表示や機能分析を行う事で診断をサポートする医用画像処理ワークステーションです。頭部、胸部、腹部等を精細で立体的な3D画像で表示することにより、病変の有無や大きさ、位置関係などを詳細に再現するほか、高度な機能解析により、精度の高い診断や術前のシミュレーションが可能です。
当院では、ネットワークを通じて、CT室のほか、ハイブリッドオペ室やカテーテル室、また、各診療科でも診断情報を迅速に連携できる体制で連用いたします。
当院でCTを扱う診療科・センター紹介
当院では、下記の診療科・センターでCTを扱う診療・検査を行なっております。各診療科ページでは、実際に診療を行なっている専門医の紹介をしております。