3テスラMRIの高精度検査
MRIとは
MRIとは、「magnetic resonance imaging」の略で、日本語では、「磁気共鳴画像診断装置」と呼ばれています。強力な磁石でできた筒の中に入り、体内の水素原子が持つ弱い磁気を、強力な磁場でゆさぶり、体の中から
放出される信号をコンピュータで受け取り、体内の状態を断層撮影する検査です。
脳や、脊椎、四肢、また子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔に生じた病変に関して優れた描画能力を発揮します。
MRIの特徴
- 放射能を使うCTとは違い、被ばくの心配がありません。
- 脳梗塞や脳腫瘍の診断、脳幹付近の診断に優れています。
- 様々な断層方向で撮影が出来ます。
- 造影剤を使用することなく、血管や病変の描出が可能です。
- 最新鋭装置の導入により、短時間で検査が可能となりました。
- 動きに弱い為、撮影中は出来る限り動かない必要があります。
- 高磁場の為、金属類は持込みが禁止されています。
MRIの適応部位・疾患
- 頭部 (脳梗塞、脳腫瘍、外傷、血管病変)
- 腹部 (肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・副腎のがん)
- 脊椎 (椎間板ヘルニア、外傷・骨折)
- 骨盤 (子宮・卵巣、婦人科病変、膀胱がん・前立腺がん)
- 脊髄 (腫瘍・炎症・変性)
- 骨 (関節・靭帯)
- 頚部 (腫瘍・炎症)
- 関節 (軟部組織)
当院で導入中のMRIについて
高性能3テスラMRI装置のご紹介
最大204個という超高密度コイルエレメントの使用を可能にしたTim4Gと、MRI操作環境を一変する操作形エンジンDot(Day optimizing throughput)エンジンを搭載しています。高画質イメージングと、簡単な撮像が両立しています。
当院でMRIを扱う診療科・センター紹介
当院では、下記の診療科・センターでMRIを扱う診療・検査を行なっております。各診療科ページでは、実際に診療を行なっている専門医の紹介をしております。